先日の訪問で御朱印があることがわかった台東八幡神社。いずれ御朱印帳持参で再訪したいと考えておりましたが、そこに台鐵が田んぼアートをやっているというニュースを見たのが5月上旬のこと。東でネタが2つできましたので出かけたいと思いましたが、バタバタしているうちにいつの間にやら5月末。田んぼアートは6月中旬の稲刈りで消えてしまうので確実に見られるのは次の週末までという状況になっていました。

新幹線や高速がなく、時間距離が長い台東方面。普通なら花蓮・玉里あたりに1泊する行程を組むところですが、日曜日はすでに約束があったため日帰りとする必要があり実際にやってきました。1日でどこまで回れたのか?久しぶりに旅行記スタイルで書いてみたいと思います。

さて、今回の旅で需要な役割をするのが最初に乗る666次莒光號。台鐵最後の夜行列車で、毎週1往復のみ運転となっています。今回は土曜日で利用することができました

計画時点ではすでに満席でしたが、予想通りキャンセルが出て3日前に確保。発車当日(始発駅基準)でも空席がありました

汐止あたりから記憶が飛んで、最初に目が覚めたのが玉里。4時台の到着ですが、結構な人数が下車していました。再び記憶が飛んで次に起きた時に池上~關山間で空いていた窓側席に移り車窓を1枚

実は車両トラブルで松山発車は28遅れだったのですが、途中遅れを吸収して定刻に台東到着

若干雨の予報もありましたが、天気は大丈夫そう

駅を出ると駅長さんと副駅長さんが出迎えてくれ、これは幸先良さそうです

「歡迎蒞臨」

さて、目的の成功方面へのバスはその多くが市街地(旧駅)のターミナルから発車しています。ここから直接乗れる便もありますが、ほぼ何もないところで長く待たなくてはいけません。かといって市街地へ出るのも遠回りで乗り継ぎ時間が微妙。ということで利用したのがこの陸海空線

最も早く駅を脱出でき、漁港ですぐ終点になってしまいますが順方向に乗り継げるので時間に余裕もあります

ところで駅のバス乗り場には電化工事をしたときの代替バスの時刻表がまだ残っていました。懐かしいですね

乗車するバスが来ました

意外にも混んでいて座席が綺麗に埋まっています。途中からの乗車もありました

この人たちがどこに行くかというと離島です。終点の富岡港は漁港であると同時に綠島・蘭嶼島へ向かう船のターミナルでもあり土曜の朝ともなれば大賑わい

逆に漁港の方は市場も開いておらず買い物もできなさそうなので集落の方へ向かって散歩することに

これが大当たりで元々田舎の集落には猫が多いのに加えて朝の活動時間ということでたくさんの出会いがありました。まず海側の集落で一匹

続いて事務所のカウンターに老闆喵がいたのでお邪魔して撮らせていただきました

そして車の下にも

少し歩いてこの住宅の軒先には

二匹組

道を渡る前にバス停の位置を確認。港が終点のバスと成功方面のバスは停留所が違います

道を挟んだ山側の集落でも一匹

この他にも写真を撮れなかったり紹介しきれなかったニャンコが何匹もいました

さて、それでは次のバスに乗って移動します