観光名所には高評価のところもあれば低評価のところもあります。中にはがっかり名所と呼ばれるところもあり、日本だと札幌時計台・高知はりまや橋などが挙げられたりします。
さて台湾でもしばらく前にニュースで取り上げられ、その筆頭に挙げられたのが台東の水往上流です。どんなスポットでどんながっかり要素があるのでしょうか?

水往上流は国道沿いにありアクセスは良いです。すぐ前にバス停もあり、また実は都蘭から近く徒歩でのアクセスも十分可能です

早速中へ入りますと「奇観」というインパクトある石碑の前で皆さん写真を撮っていらっしゃいます。その左側にある小さな水路が見るべき場所

静止画ですとわからないので動画を用意しました。奥に向かって登り坂になっているように見えますが、枯れ葉を落とすと上に向かって進んでいきます

もう少し先の方でも撮影

横から見てみるとこのような感じで、カメラを故意に傾けているわけでもないのですが水路がある上の道(人が立っているところ)はどう見ても登り坂です。もちろん本当に水が逆流しているわけではなくこれは錯視によるもの
少し上がったところには公園があり、お店も設置されていました


さて、なぜここが台湾人をがっかりさせるかですがニュースの内容を引用すると「滝が逆流しているようなのを想像していたのに小さな水路だった」という声が多く、名称から期待値が大きすぎてがっかりしてしまうようです。
ただしポジティブな評価も多く、私も十分面白いと思いました。実際Googleマップ評価は4.0と高く、評価は両極端のようです。余談ですがもう一つがっかり名所として挙げられていたのがこちらでした