かつて苗栗駅前にあった鉄道車両展示スペースをリニューアルする形で火車頭園區がオープンしました。
入場料の案内。一般100元・苗栗縣民50元となっていますが背景に猫の気配がします。これは苗栗の「苗」と猫の鳴き声「喵」をかけた一種のシャレなのですが、すぐにその本気を知ることになります
入ってすぐ早速ニャンコが出迎えてくれ、左にラウンジのようなスペースがありますが
実はここ人間用ではなくニャンコ専用です
「猫は液体」を実演するコーナーもありました
右側には鉄道テーマパークらしく莒光號をモチーフにしたお食事処
別の方向へ行くと今度はDIY工房がありました
そして売店
入場料は50元分のお買い物券がついてきて、DIYやお食事処・カフェを利用する場合は割引になります(売店は利用不可)
さて、ここまでまったく展示物にお目にかかっていませんでしたがようやく本題に入ります。まず目玉となるCT150型蒸気機関車
1両のためだけに専用の建物があり、屋内展示という展示物の中でもVIP待遇となっています。さらに2階へ上がり見下ろすことも可能
鉄道文物も展示されています
さらに奥へ行くと博物館らしい建物へ出ました
元祖自強號・EMU100型電車
E100型電気機関車。私はこれが現役で走っているところは見たことがありません
E200型とそっくりなE300型電気機関車。こちらは電源供給の機能が省略されており客車を牽く場合は電源車を挟む必要があります
無煙化の際登場したR0型ディーゼル機関車
DT560とS300の並び
事業用車両の展示もありました
クレーン車のメカはすごい迫力があります
少々地味な展示ですが、こちらは各駅で使われていた金庫。現金でのきっぷ購入が少なくなり徐々に引退していきました
続いて屋外展示コーナーへ向かいますが、その途中ミニSLとすれ違いました。1回80元で乗車可能なようです
屋外展示のメインは赤シマウマことEMU1200型電車
そしてナローゲージの機関車・客車となっていました
紹介しきれなかったものも含め貴重な車両が多く、滞在1時間では足りないくらいでした。駅前にありアクセスも良いので途中下車して立ち寄ってみるのも良いかと思います