台湾十大名茶を訪ねる(5) 東方美人茶の続きです。

西富興頭のバス停付近には茶農家以外には何もないため、観光スポットにもなっている富興まで移動します。バスはすぐに来ないので徒歩になりますが、12~3分の距離ですのでそれほど遠くはありません、
歩いている途中にも茶畑がありました。

富興の中心部。小さな田舎町といった風情です。竹南方面からのバスはここがで折り返します。

まずは観光スポットになっている富興茶葉文化館へ行ってみました。ここは昔の製茶工場を観光施設として開放しています。

それにしても来場者を拒むような入り口の木がすごいです。

歴史を感じる小道を抜けると

工場があります。

中では製茶設備の展示や東方美人茶の歴史を紹介していました。


丁度昼時なので綠小蟬茶園さんで紹介してもらった老屋へ行きました。沢山のお客さんで繁盛しています。

麺が一杯50元程度と安く、それほど量はないだろうとご当地グルメの粄條(きしめんのような平べったい麺)と梅干菜飯を注文したのですがどちらもかなりボリュームがありかなり満腹になりました。どちらか一つとサイドメニューくらいでちょうどよかったようです。


最後に富興のメインスポットである吊橋と湖へ立ち寄ることにしました。その途中にも茶畑。

その向かいにあった謎の綱引きモニュメント。

細茅埔吊橋。前方に見えるのは巨大な仏教施設のようです。

大埔水庫。絶景というわけではありませんが、落ち着く風景。

さて、丁度いい時間になりましたのでそろそろ帰ることにします。
ここからは竹南まで直通バスが出ていますが時間が空くため一旦5609路バスで終点の珊珠湖まで行って乗り継ぐことにしました。

バスを降りたあたり。

珊珠湖からは複数の路線があるため本数が増え、竹南のほか新竹まで直接行くこともできます。

今回は竹南までバスに乗り、鉄道に乗り継いて台北まで戻りました。