硬券を購入するためたびたび訪れている加祿ですが、駅周辺は有名なマンゴーの産地でもあります。今は丁度マンゴーの時期なのできっぷ購入も兼ねてマンゴーの買い付けに行ってきました。

マンゴーが売られているのは加祿~枋山あたりの省道(日本での国道に相当)17号線沿い。時期になると道路沿いにマンゴーありますの看板が多数出ます。
公共交通でアクセスする場合は高雄から9188路バスに乗ると便利。

販売所のスタイルはだいたいどこもこのような感じ。作業スペースの一角を売り場にしているような感じです。
ここはたまたま縁があって何度か購入している甜蜜蜜さん。


このように今採ってきました!という感じで籠に入れて売られています。話を聞いてみるとどこでもその日の朝に採れたものを売っているようで、つまり木で熟してから収穫されているということ。ですので未熟なうちに収穫して運ばれてくるものより美味しいわけですね。

最もメジャーな品種、愛文マンゴー。この地域ではほとんどこれで、金煌マンゴーはあまり見かけません。

こちらは比較的珍しい龍眼マンゴー。

ここでは3個ほど購入し、もう一軒行きたい販売所があるためそちらへ向かって移動しました。

その途中道端に落ちているマンゴーを発見。さすが産地ですね。

ちなみにこのあたりの地名は「會社」です。ちょっと会社行ってくる、と言って台湾へ来ても嘘ではありません。

目的の販売所へ着く前にこんな看板を発見。NGマンゴーとは?

これが現物です。NGどころかとても綺麗ではありませんか。

話を聞いてみると小粒で規格外となったもので、小さいだけで品質は同じとのこと。これで1斤33元は安いですね。
予定外でしたが美味しそうなので少し長く置けるものを3個ほど購入しました(熟れ具合はバラバラなので数日かけて食べる場合は軟らかいものと硬いものを混ぜて買うのがコツです。でないと一気に熟して大変なことになります)。
たったこれだけなのに1個おまけしてくれ4個になりました。

そして最後に立ち寄ったのがここ。ここも以前に購入したことのあるところで、見た目は純粋な選果場で販売しているように見えませんが声を掛けると親切に対応してくれます。

食べごろでちょっと見た目が悪いけど味は同じだしお買い得なのがまだ少しだけ残っているよ、と出してくれたのは今日見た中で最も大粒で見た目も近所のスーパーで売られているものよりむしろ綺麗なマンゴー。
それがお値段なんと1斤25元!すでに7個手元にあるわけですが、明日友人と会うしいいか、と4個取り、さらに(切りの良い重量にするため)1つ追加されて5個お買い上げ。これで75元です(大粒のマンゴー5個が300円しなかったと思ってください)。
ここは去年も安かったので穴場だと思います。

ということで最終的に12個のマンゴーを抱え、大満足で帰路につきました。