阿里山旅行のため嘉義に前泊することになったのですが、早めに現地入りして北港へ足を伸ばしてきました。以前から気になっていたのですがなかなか行けず、嘉義泊となる今回は丁度いい機会でした。

北港へのメインルートは嘉義からのバス。台鐵嘉義、高鐵嘉義どちらからも便があります(台北からの直行バスもあり)。そのため嘉義の町というイメージがあるのですが、所在は県境を越えた雲林縣。

今回は嘉義客運ターミナルからのバスに乗り、45分ほどで北港ターミナルに到着しました。これは側面ですがなんともレトロな建物です。

正面に回ってみたところ。

中もレトロ。最近は複数社が乗り入れるバスセンターが増え、伝統的な単独ターミナルは少なくなりました。

運賃ではなく価格表という表記は珍しく、他所では見たことがありません。

インパクトあるのがのりば。普段は鉄格子が閉まっていてバスが来ると開きます。刑務所で××号、出ろ!みたいな雰囲気。

早速街歩き。まずは観光ルートとは反対方向へ向かい、老人センターを目指します。
北港は古い歴史建造物が多くある印象。

途中で出会った派手な教習車。まさに看板を背負って走っています。教習しているのか宣伝させられているのかさっぱりわかりません。

目的地に到着。この写真でピンと来た方もいらっしゃるでしょうか?

ここは元北港神社で先程のものは鳥居です。他の地域にある鳥居も同様に上部を撤去し改造されたものが多く見られます。
他に社務所・齋館が残っているということで鳥居の先へ。最初間違えて運動場へ行ってしまいましたが、案内看板があることを思い出し確認して正しい方向へ。

確かに残っていましたが私有地にあり手入れもされていないようでボロボロです。



今度は引き返して市街中心部の方へ。ロータリーに台湾開拓をした顏思齊という歴史人物の記念碑がありました。

ここから東へ進むと北港の中心、朝天宮へ行くことができます。