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北港のシンボル朝天宮は巨大なロータリーの中央にどん、と鎮座しています。

想像より混んでいないなと思っていたらやはりこの日(時期)はかなり空いているほうとのこと。

線香を頂こうと配布所へ行ったら驚きました。お賽銭が電子マネーで支払えるようになっていました。
日本でもお賽銭箱にカードリーダーがついている寺社があるようですが、台湾で見かけたのは初めてです。

奥にあった壁画。顔を後から嵌めたような不思議な絵。

正殿の後ろにある聖父母殿。主神の祖先が祀られています。

正面入口の斜向いには変わった造りの巨大な建物が。調べてみるとお祭りなどで使われる場所で、朝天宮はこの部分だけを所有しているようです。

真正面は北港老街。朝天宮の門前町です。普通の商店街とは違った雰囲気でお供えや食べ物を扱う店が並んでいます。

次のスポットへ移動しようと裏手へ回るとこちらにも何やら朝天宮関係の大きな建物が。しかも仏像のようなものが屋上に見えるので立ち寄ってみることにしました。

上がってみると媽祖景觀公園というものがありました。本体の賑わいとは対照的にこちらは誰もいません。

ここからは朝天宮を見下ろすことができます。ロータリーになっていて周りを道路に囲まれているのがわかりますでしょうか。

朝天宮東側の厚生路。北港はどこを歩いても歴史を感じます。

バス発車まで時間があるので水道頭文化園區へ行ってみました。ここは日本統治時代に作られた浄水場跡で、一部施設が残り公園になっています。

特徴ある十角形の建物は貯水塔。日本が撤退してから改築され事務所などが設けられています。

すぐ近くには北港觀光大橋への入口があります。橋の手前に県境があり、橋があるのは嘉義縣。手前のアーチも素敵です。

北港散歩はここでおしまい。しかし直接嘉義へは戻らず北港とセットで語られることの多い新港へ立ち寄ります。

新港は北港~嘉義のバス3路線すべてが経由するのでアクセスは容易。北港から15分ほどで到着しました。
バスを降りて1分も歩くとすぐに先程見たような光景が。新港の中心、奉天宮とその門前町です。

門前町は提灯のせいかこちらの方が数段派手に見えます。もちろんこれだけではなく、後ろにかなり長い町が続いています。

奉天宮正面。大変堂々とした構えです。こちらも主祭神は媽祖。

線香を頂き、早速参拝していきます。

2階に上がってみました。

さらに3階へ。ここまで来ると境内全体と門前町はが一望できます。ちなみに町は写真の一番奥で左に曲がり、まだまだ続いています。

許願池(願掛けの池)

奥には謎の自転車がありました。レンタサイクルというわけでもなさそうですし、神様専用でしょうか?

これで北港・新港の散歩を終え、嘉義へと引き上げました。
最後に北港と新港、近接して存在する2つの媽祖廟について調べてみました。両者は正当性を争う関係(神社で言うところの論社)で、長らく交流はしていないようです。特に30年前に大甲の媽祖と北港が断交して新港と交流するようになってから激化し今も続いているとのこと。
他にも長期断交している廟があり、媽祖の世界もなかなか大変なようです。