鶯歌といえば有名な陶器の町。ということでこの日も陶器の食器を購入すべく駅から陶器街へ向かっておりました。
その途中で一際年季の入った建物が目に入りました。
隣の建物と繋がれていたり複雑な構造をしています。
建物正面。某宮崎アニメを連想してしまうことからこのような記事のタイトルを付けましたが、本当の名称は鶯歌南門商場と言うようです。
よく見ると廟の看板があり自由には入れるようですので中を覗いてみることにしました。
正面右手の階段から2階へ上がるといきなりレトロな雰囲気。
突き当りを左へ。同じような雰囲気の通路が続いています。
住居表示も南門商場。どうやら以前は商業施設であったようですが、今はまったくその気配がありません。
廟はどこにあるんだろう?と奥に行ったら階段がありました。
上がった先にもレトロな通路。
さらにこの階段を上がると
廟出現。
上がってきた階段を振り返る。今でも現役なのが不思議なくらいな建物です。
さらに上へ向かう階段
ここは元から住居であったような雰囲気の階。奥には隣の建物への通路が見えます。
廟向かって右手にも下り階段があり、ここから降りていくことにしました。
こちらはまっすぐ出口に繋がっており、入ってくるときすぐ後ろを向いてこちらから上がれば廟へは近かったようです。
時が止まった不思議な建物でした。
(2019.12.3追記)
再び鶯歌を訪れた際に前回行かなかった奥の建物へ行ってみました。
廟の脇ある階段を上がった住居エリアの通路
それを奥まで進むと隣の建物との連結部分に出ます
外から見ると赤丸の場所。
二股の左はすぐに行き止まり、右は細い通路が続きます
こちらに出口があるのか不安になりながら階段をひたすら下りていくと
また不思議な空間に出ました。入口より低い場所です。
そのまま進むと隣の建物の脇を通り
無事元の道へ戻ることができました。