休日に雲林縣の友人宅を訪ね、お任せで案内をお願いしたところ大尖山のハイキングへ連れて行って頂きました。大尖山は雲林縣と嘉義縣の境界に位置する山で、どちらからも登ることができます。私達は雲林側から往復しましたが、茶畑が点在する絶景コースでしたのでご紹介したいと思います。

今回私達は福德宮へ車を止め、そこから歩きはじめました。

登山口手前にあった木。

出だしはピンロウ林の中を進みます。いかにも台湾の山といった感じの非日常の光景ですでに気分は盛り上がっています。

早速茶畑が出現。お茶好きの身としてはつい立ち止まって写真を撮ってしまいます。

その後も茶畑が続きます。


スタートから40分ほどで視界が開け、下を一望できる場所に出ました。曇っていない日はもっと遠くまで見えるそうです。

さらに15分ほど進むと景色が変わり、こんどは美しい竹林が現れました。タケノコが採れそうだな、と思っていたらやはり収穫している農家の方がいらっしゃいました。

そこから5分、スタートから丁度1時間で再び茶畑ゾーンに。美しい景色が次々現れ、飽きません。


ここまで来ると頂上まであと少しです。

ゆっくり歩いてスタートから1時間30分、山頂に到着しました。雲林縣の最高地点です。

車で来たので帰りも同じコースを通りますが、一つサプライズがありました。天気が下り坂で霧が出てきたのですが、そのおかげて仙境のような光景が出現。

最後までしっかり楽しませてくれる山でした。

大尖山
雲林縣梅山鄉
登山口までのバスはないので車がない場合は梅山市街までバスで行ってからタクシーに乗り換えるか、台鐵大林駅・斗南駅などからタクシーで。梅山市街から約30分、大林駅から約45分。ハイキングは上り90分、下り60分ほど。