屏東縣枋寮駅から台東縣台東駅を結ぶ南迴線には台鐵で唯一普快車が1日1往復運行されています。普通の定期列車なのですが、事実上観光列車で乗客は「この列車に乗りに来た人」がほとんどです。

昔ながらの客車列車で大変風情があり、私も愛して止まず何度も乗りに行っています。とっくに記事にしたと思っていたのですが、意外にも書いていなかったようなので取り上げてみることにしました。
この日は往復乗車しましたが、復路の3672次についてご紹介。

乗車は金崙駅から

少し遅れて列車が入線してきました。非電化区間なのでディーゼル機関車

客車は3両編成。形式は日によって違うのですが、この日は日本製クロスシート2両+インド製セミクロスシート1両という構成でした。

2号車の人が少なかったでそちらに乗車。

ネットで有名になってから乗客が増え、東行(枋寮→台東 3671次)は座席がすべて埋まるくらい乗っていることもあるのに対し西行(3672次)は比較的空いています。
コロナの影響かこの日は週末にもかかわらず東行から既にガラガラで、この西行に至っては次の龍溪で地元民らしき乗客が降りてしまうと2号車は貸切に。結局枋山で電化工事の警備員が乗ってくるまで私だけでした。

クーラーなんて野暮なものはなし。窓を開けて扇風機ON

とても気持ちの良い風が入ってきますが、この写真から伝わるでしょうか?

枋野駅に停車中。この駅にホームはなく、乗客の乗り降りはできません

マンゴーの谷

枋山を過ぎると大変美しい夕陽が見えました



まもなく終着の枋寮です

(おまけ)今回購入・使用(一部)した硬券