1998年に線路付替えで廃止となった舊山線にあった中間駅はいずれも駅舎がそのまま残っており、観光スポットとなっています。今回はそのうち泰安について紹介したいと思います。
泰安は代替となる新駅が設置され、旧駅への最寄りとなっています。新駅‐旧駅間のバスもありますが本数が少なく、Ubikeの利用が便利。
徒歩でも20分弱で到着することができます。
内部は自由に見学することが可能。特に修復工事などはされず、ほぼ当時のまま残っています。
駅舎は線路より低い位置にあり、改札を抜けたら階段で上がる構造。
驚いたのがすべての部屋へ自由に入れるようになっていたことです。以前は鍵が掛けられていました。
駅事務室に入ってみたところ
棚も開いており、当時の資料が残っているのを見ることができました
物置には総統の写真があり時代を感じさせます
ホームへ上がってきました
階段同士の間隔が狭く、間が橋のようになっています
この吊るされているレールの切れ端は何でしょう?まさかトラップ??
今にも列車が来そうな雰囲気。廃線後も復活運転で列車が走ったことはあったのですが、ここ数年はご無沙汰
北側より
もう一駅の勝興が盛大に観光地化しているのと対照的に静かなスポットです。
泰安舊火車站
台中市后里區福興路52號