【文山包種茶】
茶葉の種類 烏龍茶
産地 新北市坪林,石碇,新店など
標高 400m
淹れ方 90度で1~2分
風味の特徴 花に似たさわやかな香り、玉露に似る

文山包種茶は坪林を中心に栽培されているお茶で、以前紹介しました通り坪林の街はお茶一色です。
多数ある販売店の中で私がよく利用するのは例によって農協の販売所。実際に何軒かで購入してみた中ではここのものが一番美味しいと思いました。

こちらが販売所がある農協の正面。入口がちょっとわかりにくく、一応右下に案内が案内があるのですが…

裏手に回り

非常口みたいなここが入口

簡単な展示施設の向かいに売店があり、様々な坪林産の茶葉や派生品を売っています

茶葉は主に包種茶や蜜香紅茶。複数のグレードがあり、リーズナブルな「霧」

中等クラスの「霞」
そして前回訪問時は買えなかった上級品の「雲」が今回はありました

更に上の特上品もありますが、すでに売り切れ。基本的にどこの産地でも高級なものから売れていきますので、いいものが欲しい場合は製茶が終わった直後の時期を狙って行くといいです。

棚の向かいには試飲コーナーがあります

早速お願いして「霞」と「雲」の飲み比べ


「霞」でも十分に美味しいのですが、上位品の「雲」と比べるとやはり後者の方が香りがよいです。包種茶に限らず飲み比べは楽しいのですが、一旦上級品を飲んでしまうと戻れなくなってしまうのが難点。
ある程度予算を決めている場合はその範囲のグレードだけで試飲して気に入ったら買う、というやり方がいいと思います。

ということでやはりいいものが欲しくなり、「雲」をお買い上げとなりました。といっても包種茶は比較的安いお茶のため、150gで600元ほどで買うことができます。

こちらは茶を練り込んだ麵線。値段も手頃でお土産に良さそうです。

お持ち帰りした茶葉で早速淹れてみました。まずは色を確認

このままこれで淹れてもいいのですが、今回は茶壺に移し

90度のお湯を注いで蓋をして90秒ほど。濃いのが好きな方は長めでどうぞ。

一旦茶海に注ぎ

カップへ。本来は茶杯などを使うところですが、色を見るために透明なものを使ってみました。

やはり良いお茶は美味しいですね

坪林茶產業文化館(農協販売所)
新北市坪林區坪林街103號2樓
月-金 8:00~17:00
土・日 9:00~17:00
※表の農協が閉まっていてもこちらは開いています