月眉糖廠は台湾各地にある観光製糖工場の一つです。戦前日本人が独立系製糖工場として建設し、3度の買収合併を経て大日本製糖の工場に。戦後台灣糖業公司となり1999年に操業を終えました。
その後観光工場へと転化しますが、閉業後設備を撤去してしまう工場もある中ここはほぼ完全な形で残っており、さらに煙突の下を抜けるトンネルという珍しい構造物があり見学の目玉となっています。

今回サイクリングの途中で立ち寄ったのですが、実は元々見学の予定はありませんでした。というのも通過予定時刻が8:20頃で、開いてないと思っていたためです。
ところが調べてみると8:30オープンとかなりやる気のある設定で、予定より少し遅れて着いたらもう開いていました

早速工場エリアへ向かいます。入場無料で自由見学可能

設備は綺麗な状態で保たれていて四半世紀前に閉業しているとは思えません

現役工場と言われても信じてしまいそうです

製造過程の説明図。古そうですがこれは観光工場化後に設置されたものでしょうか?

分蜜器という機械

こういう大掛かりな産業用機械は眺めているだけでも楽しいですね

唐突に現れる魚のエサ自販機。なぜこれがここに??

それでは目玉のトンネルへ向かいます

階段を下り、地下へ

トンネル内はダンジョン感たっぷりで気分が盛り上がります。ライトはずっとこのように青色なのではなく

時々色が変わります

なんと分岐まであります(右はすぐ行き止まり)

そしてついに煙突の真下に来ました。床には上からの光が降り注いでいます

真下から上を見上げた図。これは台湾で唯一の光景でしょう。これを見て某ゲームの三角山を連想してしまうのは古いでしょうか

最奥部から振り返り煙突と出入口を同時に

トンネルを出てきたところにある巨大な機械・レンガ造りで年代が古そうですがいつのものでしょうか

トンネルの修復過程が紹介されていました

こちらはボイラー室

巨大歯車もロマンがありますね

屋外部分も自由に歩き回れますがこちらは放置気味の様子

このあたりはいかにも廃工場という感じです

屋外にはサトウキビ列車の展示もあります。現役時は大甲まで線路が繋がっていて今も遺構があるようです

売店などもかなりの充実度


しかしお目当てのアイスクリーム売店は閉まっていました。残念

思いの外充実していて大満足の施設でした。今後もサイクリングの折には立ち寄りたいと思います