近年台湾のバス界隈では轉運站と呼ばれる複数のバス会社ののりばをまとめたターミナルを建設するのがトレンドになっていますが、かつては会社ごとにターミナルを設けるのが一般的でした。桃園では今でもそのスタイルが残っており、2大主要駅桃園駅・中壢駅付近とも会社別となっています。
今回はそのうち中壢駅にある中壢客運ターミナルにお邪魔します。
外観はこのような感じで昔ながらの重厚な造りとなっています。中壢客運が主体で國光客運も同居
では中に入っていきましょう。今はほとんど使われなくなった公衆電話が残っているのもいいですね
向かって左側にカウンターが並び、右側はのりば
以前はきっぷを売っていたのだと思いますが、ICカードが浸透した現代ではほとんど閉まっていて事務所のような使われ方をしているようです
別にご案内カウンターもあります
のりばは行き先別に別れた一般的なタイプ。丸ゴシックの表記が中壢客運の特徴
奥は國光エリア
高速バスのみの営業で主要都市に向けて発車しています。台北行きが高頻度なのに対して基隆行きはわずか1本というのが面白いですね
売店も備えていてお菓子や
茶葉蛋を売っています
余談ですが道を挟んで建っているこの地味な建物、台鐵唯一の硬券印刷所です