前回の記事

淡水の時点で日が落ちてしまい、景色が見えなくなってしまいました。またこの先は特に観光もなく、西端を目指すのが唯一の目的な感じですので簡単にまとめたいと思います。

10本目 三重客運857路 捷運淡水站→捷運蘆洲站
この区間はMRTの駅同士なのでMRTでの移動もできますが、大幅にショートカットできるバスの移動が便利です。乗車した857路は板橋までを結ぶ比較的長い距離を走る路線。

關渡大橋を通り昼であればそれなりに景色も楽しめると思うのですが、この時間では真っ暗で何も見えず。

のりかえ地点の蘆洲でも時間が空くため、ここで夕食を取ることにしました。ところが食事ができる店がまったく見当たりません。10分ほど歩き回りようやく一軒の雞肉飯店を見つけ、入ることができました。

11本目 三重客運986路 捷運蘆洲站→桃園機場第二航廈
この旅もいよいよ大詰めです。以前の記事でも取り上げた空港行きの異色路線986路に乗車。
三重市街を抜け

高速へ乗り

新北市を飛び出し桃園空港へ。

第二ターミナルに到着。ここが定期券通用範囲の西端で、これで東西南北を制覇することができました。路線としてはここが終点で折り返しなのですが、バスは休憩せずにそのまま進みます。

12本目 三重客運986路 桃園機場第二航廈→南崁
乗っていたバスは最終便で降りてしまうと後がなく、他の路線もないためそのまま降りずに折返し乗車していきます。1つ目の第一ターミナルでしばらく運転手が休憩に行ったのでここで色々撮影。

実はこの路線は廃止直前でこれを書いている時点ではもうなくなっています。この行き先表示も見納め。

13本目 首都客運952路 南崁→捷運府中站
そのまま同じバスに三重まで乗ってもよいのですが、同じ路線はなるべく避けたいのと時間も遅いことからできるだけショートカットして早く帰れる路線を選んでいきます。952路は南崁と板橋を高速・快速道路経由で結ぶ路線。

35分程度でMRT府中へ到着。

14本目 新店客運930路 捷運府中站→新店郵局
すぐに新店方面ゆきの930路に乗り継ぎます。この路線も快速道路経由ですばやく新店まで戻ることができます。

30分ほど乗車して新店郵局で下車。ついにゴールが見えてきました。

15本目 欣欣客運252路 新店郵局→捷運景美站
いよいよラスト。この区間は多数の路線が運行されていますが、比較的遅くまで走っている台北の市バスでもさすがにほとんど終わっています。その中でもまだ運行している252路に乗車しました。

ついに出発点のMRT景美へ戻ってきました!

特にMRT不可というルールは設けていませんでしたが、結果としてバスのみで回ることになりました。乗ったバスは15本、料金ベースでは36段票(現金払いだと540元分)にもなります。MRTに乗らなかったおかげで綺麗にGPSログが取れましたので、記念に貼っておきたいと思います。

第一回の冒頭にも書きましたとおりとても万人にお勧めできる内容ではありませんが、楽しめたのは確かですのでチャレンジャーな方はお試しください。