台北市の端、新北市深坑區との境界あたりにちょっと変わった廟があります。風動石聖公廟といい、巨石を祀るスタイルもさることながらその所在地が大きな特色と生っています。

現地へのアクセスは比較的容易で複数のバス路線が通る「風動石」で下車

廟は道路のど真ん中にあります。普通ならやらない配置ですがどうしてこうなったのでしょうか?

答えは「道路が後から来たから」。以前はもっと細い道で石も道路脇にあったそうですが、その後拡張されて道路用地と被ることになりました。当然移転しようとするわけですが地元の反対に遭いその場に残されることになりました(撤去工事しようとしたらショベルカーが故障したという話もありますが確証はないようです)

正面から見るとこんな感じ。肝心の石が見当たりませんがどこにあるかというと

階段を下りた地下にあります。道路拡張の際に嵩上げされて3mほど高くなりましたが石はまったく動かされなかったのでこのようになっています

石は大人5人でようやく抱えられるほどで重さは20トン

幟にQRコードが描かれているのが今どきですね

地下だけでなく地上部分にも入ることができ

上から石を眺めることができます

ところでこんな道の真ん中にあって危なくないの?と思いますが危ないです。過去に何度も死亡事故が起きていてそのたびに対策もされていますが未だ移転の議論は消えていないようです