花東線の小駅を巡る企画、5駅目は三民です。

【三民】 花蓮から72.1キロ 乗降客数18名(2018年)

今回は玉里からバスを使い現地入りしました。下車すると停留所脇に民宿の看板があります。

これがその民宿ですが、実は以前に泊まったことがあります。車で台湾一周をしているときにこの目立つ看板を見かけて飛び込みで泊まったのですが、この値段なのに部屋も広くて良かった覚えがあります。

さて、駅に向かう前に付近を観察します。バスが走ってきた国道9号は快適で走りやすい道。

朝の田園風景は何かこう、輝きがあっていいですね

街路樹はマンゴーのようで、勝手に(?)収穫して回っている人がいました

少し花蓮方面へ歩くと三民の集落

消防署や

歯科模型を制作する工房などがありました

引き返し、駅の方へ向かいます

駅前通りには住宅が少々

駅舎は改修されたばかりで綺麗。同じような利用者数でも改修される駅・そのままの駅・廃止される駅と対応は分かれており、台鐵の基準は少々謎。

中も綺麗。有人駅ですが出札窓口はなく、きっぷの発売はしていません。


改札を抜け、ホームへ


ホームは島式と相対式を組み合わせた2面3線

三民は花東線主要駅である玉里の隣駅ですが、駅間距離は11.0キロもあります。これは途中にあった大禹駅が廃止されたため。
反対側の瑞穗までも9.2キロあり、花東線で最も孤立した旅客駅となっています。

利用者が非常に少ないにも関わらず有人駅となっているのは距離による管理のしにくさがあるのかもしれません。
また停車する列車は區間車1日6往復のみで、花東線最少となっています。

玉里方
ホームの有効長は長く、幅もゆったりしています

區間車に乗り、玉里へ引き返しました