満面のオレンジ 新埔柿餅

日本でもおなじみの干し柿。台湾では柿餅という名称で売られていて、そのほぼすべてが新竹縣の新埔で生産されています。加工場はいくつかありますが、最もメジャーと思われる味衛佳柿餅觀光農場へ行ってきました。
加工場は新埔の中心部から少々離れており、バスはないので車でのアクセスが基本となりますが、頑張れば歩いて行くことも可能です。

中心部にある加工場エリアへの案内看板。

この看板の方向にひたすら歩いていくと觀光農場の看板が出ています。

看板に従って奥へ行くと柿を干すための棚があり、多くの人で賑わっていました。

人は多いのですが、上の写真左手の２階部分へは自由に上がることができ、また脚立も置かれているので棚の上からきれいな写真を撮ることができます。ということで早速撮影。

そして真ん中には看板娘のおばちゃんがいてポーズを取ってくれます。他のブログで見かける写真も大抵この人が写っているのでかなりの有名人。

脚立を降りて下から１枚。日本のように紐で吊るすのではなく、籠に並べて干すのが特徴。

よく観察すると色の薄いものと濃いものがあり、薄いのは干し始めたばかりで完成が近づくと色が濃くなっていきます。

隣には柿の果樹園がありました。ここでは地元産の柿のほか、嘉義産の柿も使っているそうです。気候の関係で嘉義では柿は生産できても加工はできないとのこと。

ここは皮むきの作業場。

もちろん販売もしていてお土産を買うことができます。干し柿のパックは150元ほど。
アクセスは若干不便ですが、一度は見てみたいスポットです。