以前北部三大岩場の1つ目をご紹介いたしました。今回は2回目ということで皇帝殿を取り上げたいと思います。

皇帝殿は新北市石碇區に位置します。西峰・東峰の二峰からなり(隣接する石霸尖を東北峰として含める場合もあり)登山口は複数ありますが、今回はメジャーな南側の小粗坑登山口から入ってみたいと思います。

小粗坑登山口へのアクセスは市バス666路。この路線は複数のバリエーションがあり「皇帝殿ゆき」「華梵大學ゆき」のみが皇帝殿を通るので注意。皇帝殿停留所でバスを降りると目立つ楼門があるのですぐにわかります

山に入るまでは1.5キロほど舗装道路のアプローチ区間を歩くことに

途中色あせてしまっていますが立派なハイキングマップが設置されており、やや複雑なルートがわかりやすく書かれています。これ直したほうがいいと思うのですが…

このお手洗いの脇が重要な分岐点。東峰へ先に行きたい場合はここを右へ入ります。今回は西峰から回るので直進

車道が終わり、ハイキングスタート。まずは階段から

このルートは途中に売店があり、水などを補給することができます

そこから少し進むと天王廟

そして岩場出現。こんな感じの場所があちこちにありますので軍手や滑りにくい靴は用意しておいたほうがいいでしょう

また分岐点に出ました。手書きで小さく書かれている通りここを左へ行くと西峰

だいたい分岐点から15分くらいで到着。ここは狭く比較的あっさり目

そのまま進むと石碇老街近くの登山口へ出ることができますが、今回は引き返し東峰へ向かいます。分岐点まで戻り右手の岩場を登って尾根筋へ

整備はされていますが油断すると落ちてしまいますので慎重に。さて、ここで右下に何か見えていますが

以前紹介した佛光寺です

ここからは皇帝殿ハイキングコースのハイライト、岩の背を歩く区間に入ります


眺望は素晴らしいですが、高所恐怖症の方にはかなり厳しめ


道端が細い区間もあったりしてスリルたっぷりです

(後編に続きます)