最後の復興號車両に乗りに行く前に時間がありましたので、最近開園した潮州鐵道文化園區へ行ってみました。台鐵潮州基地(車両区・工場に相当)の一角に設けられた博物館で、鉄道車両や資料などを展示しています。
文化園區は潮州駅から割りと距離があり、アクセス向上のため専用のバス路線が設定されました。基本的に便は午後に集中しており、午前は1本だけ。午前便に乗ると帰りのバスまで4時間以上待つことになりますが、今回はこれに乗車
バスはマイクロかと思いきや大型車でした
終点で下車すると立派なゲートがありますが、これは車両工場の入口で一般立入禁止。文化園區は左手脇から入ります
開園から一ヶ月は入園無料ということで何のチェックもなくあっさり中へ
まずは屋外展示から。入口近くには文化園區のマスコット?らしい大物車50D10型
この車両は文化園區のロゴにも使われていますし、あちこちに「大物進站」と書かれています
向かいには車輪と台車の展示
またこんなものも展示されていました。車両の押し込みなどに使う推車機で、名前からして機械扱いかと思いますがこれも”鉄道車両”でしょうか?
連結器があってかなりごつい正面
その脇にはドリンクスタンドがありましたがまだ半分準備中な感じ。有料化した後本格開業するのかもしれません
更に奥へ進むと事業用客車の展示がありました
一両目は宿營車。聞き慣れない名前ですが、駅から離れた現場作業などの時に移動宿舎として使われたようです。現在は地方駅の側線で留置されているのをよく見かけますね。この車両は木造客車から改造され、数多の再改造を経た経歴があるようです
こうしてみると巨大な鉄道模型のよう
二両目は行李車、荷物車ですね
こういう車両は中が気になるので見られるようにしてもらえたらと思うのですが、難しいのでしょうか?
最奥部は池になっていて都市公園の雰囲気
ここはまだ工事中の場所ですが、この池に向かって伸びるレールは何でしょうか?まさか銀河鉄道ごっこをしてくださいなんてことは
池を抜けると台車展示コーナー
様々な台車の展示と解説がされていますが、大抵の人にはどれも一緒に見えるはずでかなりマニアックなコーナーです
私が気になったのは柵越しに見える工場に留置されているEMU1200とDR2800。これらも将来展示されるのでしょうか?
(後編へ続きます)