[台湾のいいもの紹介シリーズ]

【木樨含綠】
茶葉の種類 緑茶
産地 南投縣竹山鎮
標高 1500m
淹れ方 80度で5分
風味の特徴 さわやかなキンモクセイの香り

前回紹介した馨茗響茶さんの販売する緑茶。先日見学した台灣國際茶業博覽會で購入した逸品です。わずか20g入りで400元、1斤あたり12000元(換算しますと100g7000円くらい)というかなりの高級茶です。高価なため試飲もできませんでしたが、思い切って購入してみました。

パッケージ。本当に小さいです。しかしこのサイズのおかげで高級茶でも購入しやすい価格になっています。

茶葉はこのような感じ。包種茶と同じような針状になっています。よく見ると白いキンモクセイの花がブレンドされているのがわかります。

早速淹れてみましょう。緑茶なのでお湯は低温の80度、そして5分という抽出時間の長さが特筆されます。
茶器から出てきたお茶は淡い緑色。日本の煎茶よりかなり薄めです。

見た目通り味は薄めで口に入れるとキンモクセイの香りが広がります。商品名が「木樨含綠」(緑[茶]を纏ったキンモクセイ)ということは主役はあくまでもキンモクセイ。それに緑茶が一味添えているという感じです。しかしジャスミン茶のように強い香りではなく主張しすぎない上品さ。少し冷めてからのほうが一層引き立つように思いました。

生産販売元 馨茗響茶
公式サイトFACEBOOK

この商品は公式サイトにも掲載されていない希少品のようで、いつ入手できるかは問い合わせが必要なようです。