台鐵の小駅を訪ねるシリーズ、今回は縦貫線の大橋駅です。台南近郊のいわゆる台鐵捷運化政策で建設された比較的新しい駅で、區間車しか停車しない典型的な小駅ながら利用者数は台南・新營に続いて台南市内3位を誇っており、捷運化駅の中でも汐科に次ぐ2番目で成功例の一つとなっています。

北行きの區間車で到着。ホームのすぐ隣が道路というのが新駅らしさを醸し出しています。
枕木方向の駅名標やPLATFORM2の表記に少々懐かしさを感じますが、2000年代になっても新規設置されていたのですね

南行きホームの様子。利用者市内3位の駅だけあって多くのお客さんが電車を待っています

ホームは2面2線、地上駅でホーム同士は跨線橋で結ばれています。駅舎は南行きホーム側にありますが、北行きホームからも直接出入りできるようになっています

跨線橋は現代的なデザイン

跨線橋から永康方面。かなりきつきつに建てられていることがわかります

駅舎のある部分は特に余裕がなく狭くなっているのでホーム柵を設置

駅舎は改札・出札・待合室がコンパクトにまとまっていて意外と余裕がある感じ

逆に空間的余裕の無さが最も現れているのが駅前。駅の入口は左側にあるのですが、陸橋の下に無理矢理押し込んだ感が満載です。それでもタクシー乗り場を設置しているのがすごいですね

見込み利用者の多さから建設地に選ばれただけあって駅付近は発展著しく賑やか

安売りで有名な大型商店俗俗的賣もあります