休日ともなると文字通り人で溢れかえる西門町。台北市街がどんどん東へ向かって発展していっても勢いは衰えることなく、むしろ増しているように思えます。
その西門町におけるランドマーク的存在となっているのが萬年商業大樓。築50年近いにもかかわらず西門町同様衰え知らず、連日多くの人で賑わっています。

ビルの全体の様子。「昭和の香り」に相当する香りがプンプンしますが、それもそのはずで竣工は1973年。ニュー新橋ビルとほぼ同じ時期の建築物なのです。

入口付近。

各フロアの内容はこのようになっています。
見づらいですが1~3階が百貨エリアということで小さなお店がいくつも入居しており、その上の5階がゲームセンター。さらにホテル、映画館、カフェと続きます。

1階に数件貴金属店があるほかはフィギュアショップが目立ちます。他に漫画専門の書店などもあり、秋葉原の一角にありそうな構成。


特に若い世代に寄せたファッション・アクセサリー、靴店などもあり西門町へ来る層の需要をきっちり満たすようになっています。

もう一つ目立っていたのがカプセルトイ専門の店。ひたすら機械だけが並んでいます。

お手洗いに続く通路の途中にある小さな売店。

別のフロアにあった貼紙によると、この広さで家賃は18000元ほどするようです。

3階にある看板。時代を感じます。

エスカレーターは3階まで。5階へは階段でゲームセンターへと続いています。

6階以上はエレベーターのみのアクセスになるため上の探索はここまでにして、地下へ。
フードコートになっており、食事をしたり飲み物を買ったりすることができます。


萬年商業大樓
台北市萬華區西寧南路70號
11:30-22:00