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路線番号 5815
運行業者 苗栗客運
運行区間 高鐵苗栗站‐彎瓦
運行本数 6往復/日(2020年4月現在)

5815路は高鐵苗栗を起点に台鐵山線側から海線側へ苗栗縣を横断する路線です。と言ってもまっすぐ東西に走っているわけではなく、U字型に一旦南下して北上するルートのため割と乗りごたえがあります。

高鐵‐台鐵間の連絡・通学・生活路線・観光路線といくつもの性格を持っており、車窓も変化に富んでいます。

苗栗へのアクセスは高鐵ではなく台鐵を利用しました。電車を豐富駅で下車。

區間車のみ停車する小駅ですが、高鐵との接続駅になったのを期に移転し立派な駅舎に建て替えられました。

では旧駅はどうなっているかというと、解体されずに現存しています。バス発車まで時間がありますので、ちょっと寄り道して見に行くことに。

新駅から苗栗寄り450m地点にある旧駅舎。豐富車站の看板も残っています。

本題へ戻り、バスのりばへ。高鐵側にターミナルが設けられています。

バスは新型の電動車でした。

バスは発車するといかにも郊外といった雰囲気の中を進みます。

川を渡り苗栗市へ

10分程度で台鐵苗栗に到着。駅前ロータリーには入らず幹線道路沿いの停留所に停車してすぐに出ていきました。

引き続き苗栗市街を進みます

自社のターミナル。ここも中に入らずそのまま通過。

市街を抜け、国道13号線へ

ほどなくして國立聯合大學に停車。ここから学生さんが大勢乗り込んできました。

ここからが少し面白いところでした。大学を出ると山をどんどん上っていきます。

そしてたどり着いたのはまたもや聯合大學でした。この大学は麓の「二坪山校區」と山の上にある「八甲校區」に分かれているのです。

キャンパス内をぐるりと一周。敷地内だけで3つの停留所がありました。

そしてバスはもと来た道を戻り、再び麓にあるキャンパス前に停車。こうすることにより片道一本で双方向に学生を輸送できるわけです。

バスはこの後台鐵と接続する南勢を通過します。苗栗‐南勢は台鐵なら一駅で、時刻表を見ている時距離の割にやけに時間がかかっているな??と思っていましたが、この寄り道が原因でした。

最後の台鐵接続停留所南勢着。ここから駅は見えませんが、右手に少し下ったところにあります。

ここから先は線路から大きく外れ、西へ向かって横断する区間に入ります。

後編へ続きます)