第二市場は台中駅からそれほど遠くない場所に位置する傳統市場です。食材を売る菜市場としての役目ももちろんあるのですが、それ以上に存在感があるグルメで有名な市場です。
市場外観。いかにも昔からある傳統市場といった感じの風情。
余談ですが台中には第一市場から第六市場まで存在し、他の地域に比べて圧倒的に数字の名称が多くなっています。考えるのが面倒だったのでしょうか?
早速中へ。三民路側には多くの飲食店が密集し、通路の狭さもあっていつも多くの人でごった返している印象。
行列ができている店も多いです
麺、揚げ物、和食、ドリンクと店の種類も豊富
中央広場的な場所。ここから放射状に通路が伸びています。真ん中の小タイルを使った柱がいい感じです。
東の方へ行くと一般的な「買い物をするための市場」としての一面が見られます。
食材、(おばちゃん向け)ファッションと一通りカバー。
北側へ行くとこちらにもグルメエリアがあります。しかし先程とは様子がまったく違いゆったりしています。
そして一番の特徴は魯肉飯の店ばかりということです。
その中でもこの山河魯肉飯にはいつも行列ができています。おそらくここが有名になり、後から周りに真似をした店ができていったのではないでしょうか(私の推測です)。
確かにこの店のご飯は絶品で、私はいつもここで食べています。比較のために他も試してみたい気もしますが、ついこちらに入ってしまいますね。
季節によってはここでしか見かけない独特のスープ(ちょっと粘り気があっておいしい)も味わえます。
様々な美味しさが詰まったパワフルな市場、台中を訪れた際は是非行ってみるとよいかと思います。
ただしランチタイムを過ぎるとほとんどの店が締まりますので訪問時間にご注意。