コロナの警戒レベルが3へ引き上げられ、一週間ほどが経過しました。
当初は一部の地域に限られていましたが、現在全土に適用されており様々な変化が出ています。

・ほぼすべての店での実名制実施
・時短営業の実施
・店内飲食の中止
・交通機関の大幅減便
・通信販売のストップ
・スーパーの棚から商品が消失

1.実名制実施
大型商業施設から個人商店に至るまで、ほぼすべての場所で実名制が導入されています。入口でQRコードをスキャンして情報を入力するか、手書きで名簿に記入してから入店します。
(コンビニ)

(市場)



当初は各店独自にやっていましたが、デジタル大臣が素早くアプリを作り公開。今はそちらが広まっています。
これのよく出来ているところはSMS登録に対応しており、QRコードをスキャンするとSMS送信画面になり、ただ送信するだけでいいところです。

私はスマホの画面でちまちま文字を入力するのが苦手で、入力ミスも頻発することからいつも手書きにしていたのでこれはありがたいです。またQR非対応のガラケーでは手入力で場所コードを送信すれば同様のことができます。

2.時短営業の実施
これまで台湾の店は22時くらいまでの営業が基本でしたが(都市部の話)、20時前後の閉店とする店が増えています。

3.店内飲食の中止
飲食店で店内利用を中止し、テイクアウトのみにしているところが出ています。
そもそも営業しない店も多く、外食派の人にはかなり厳しい状況になっているように思います。

4.交通機関の大幅減便
台鐵が座席指定の長距離列車を中心に大量の運休を発表しています。また高速バスも30%ほどの減便、市バスも観光路線を中心に減便されています。

5.通信販売のストップ
食品を中心に欠品が相次いでいるほか、24時間以内の配送が売りであった業者で注文から一週間たってもオーダーの処理すらされない状態になっています。
説明がまったくないためオーダーが多すぎるのか、従業員が出勤できなくなり回らないのかはわかりません。

6.スーパーの棚から商品が消失
外食が難しくなり、自炊の需要が高まり様々な食材がスーパーの棚から消えています。

肉コーナー

豆腐コーナー

ドリンク類も少なめ

一番欠品しているのはやはりインスタント麺


レトルト食品や缶詰もかなり少なくなっています。