台湾独自の文化である眷村を尋ねて紹介するシリーズ、今回は馬祖新村です。名称からわかる通り馬祖列島を守っていた第84師部隊の軍人とその家族のために用意された眷村で、現役当時は210戸とかなりの規模があり現在も44戸が保存されています。

馬祖新村は中壢駅からバスで10分少々の場所にあります。天気が良ければUbike利用もありでしょう。
近づくと早速眷村グルメの店がありました

まずは隣接する公園から見ていきますが、説明はないものの門柱に「中華婦女反共抗俄聯合會」と書かれていますので当時は何らかの建物があったのではないかと思います

馬祖新村は比較的広く、様々な施設がありますのでこうして公園内に案内看板が立っていました

その公園の一角に正面から撮り忘れてしまいましたが当時の幼稚園が残っています。1959年から運営され、2015年まで現役でした

これも当時からある絵でしょうか

この広場で様々なイベントが行われたようで展示館の方に写真が残っています

当時はカラフルだったらしい象の遊具。シマウマもありました

そしてこの方も。撤去されるものも多い中ここは残っていました

隣接するこの建物は眷村のアクティビティセンターであったもの。現在は映画館に改装され、ネットでチケットを申し込むと無料で見られます

眷村のメインゲートにやってきました。馬祖新村と大きく書かれた可動式ゲートは定番スタイル。住人以外の出入りが制限されているところも多かったので必要なものでした

そのため脇には警備室が設置されています

まずは右側にあるこの棟から見ていきます。まずはこの外観が雰囲気満点で素晴らしいですね

4戸で1棟・3LDKの造りで中級幹部向けでした。現在は眷村書房の看板を掲げ眷村にかんする様々な書籍の図書室となっています


当時の室内を再現したコーナーもあり

馬村實驗藝廊と名付けられたこの棟では

企画展が行われていました

当時最先端であった馬祖新村の設計や生活の様子が紹介されています


この建物の面白い点は破損した部分を元通りに修復せず、透明にしたりオープンにしたりしているところ



引退した将軍の余生を紹介したコーナー。演劇などに興じていたようです

眷村の展示ではほぼ必ずと言っていいほどある食事を再現したコーナー。すべての展示写真を集めて比べてみると違いがわかって面白いかもしれません

こちらはキッチンですが

現役当時の写真が貼られており、見比べると実際どんな感じであったかわかっていいですね

(後編に続きます)