台鐵の小駅を訪ねるシリーズ、今回は縦貫線の石龜駅です。

雲林縣の最南端にある駅で區間車のみが停車する無人駅。今回は嘉義からの電車で到着

ホームは相対式の2面2線

駅名標

北行ホーム。背後には水田が広がり大変のどかな雰囲気

その奥には国道が通り、さらにその奥には有名食品メーカー味王などの工場がありますが見ての通りこちら側には出口や道はなく、反対側からかなり回り込んでいく必要あり

駅舎は南行ホームに簡易的なものが設置されています

両ホームの間は跨線橋で連絡

その跨線橋を渡り駅舎の方へ

跨線橋中央から斗南方向。長い直線が田んぼの中を真っ直ぐ貫いています

駅舎の床には石のプレート。駅舎の看板もそうですが、細かいところで凝っている駅ですね

簡易的な改札口

脇の壁には石龜の由来が書かれています

その下には出札・荷物窓口のものであったと思われる台が。調べたところ数年間だけ有人駅であった時代があるようです。
ちなみに利用者数は縦貫線南部区間で下から2番目となっています

待合スペースは恐らく後年の改造かと思いますが、壁に大きな穴が開けられ明るい印象

外に出てきました

向かって右には自転車・バイク置き場。ここまで乗ってきて電車に乗る利用者が多いようです。日本のように駅前駐輪場に停めて通勤通学というのはあまりないので、割と珍しい光景ですね

そして左には、何故かハートのオブジェがありました。需要、あるんでしょうか?

駅舎に背を向けると目の前には…一面の畑

駅の敷地から一歩出て、左

そして右

ひと目見て「何もない」というのがよくわかりましたので、駅前探索はあっさり終了して駅舎に戻りゆっくり次の電車を待ちました。石龜の集落までは1.5キロほどあるようで、確かに自転車だと丁度いい距離かもしれません