麻豆代天府の地獄参りに向かう途中麻豆市街を抜けていると市場が目に入りました。もちろん町の中心に市場はあって然るべきなのですが、ここは他所とは様子が異なります。なんと3つの市場がほぼ隣り合って存在しているのです。
通常市場はお互いのお客さんを取り合わないようそれなりに距離をおいた場所に設置して各地域をカバーするものですので、かなり珍しいケースと言えます。

それほどまでに麻豆の人たちは市場が好きなのか?あるいは元の拡張市場を拡張しようとしたができず、新たに作ったのか?それぞれ覗いてみました。

まずはバスを降りてすぐにところにあった中央市場。かなり年季の入った建物です

側面の看板もかなりなくなってしまっていました

しかし中に足を踏み入れるといきなりの行列!

碗粿のお店でした。古い市場にはよくこういう人気店があります

決して賑わっている、とは言えませんがまだまだ元気に営業中

惣菜店

老舗感が半端ない中藥(漢方薬)店

歩き回っていると田舎の家の軒先のような雰囲気の場所に出ました

アーケードの下を行く

店が撤退してしまった区画


外周には小吃&氷の店がありました。休憩して行きたかったですが、後の予定があるので次へ

中央市場を出ると通りを挟んですぐ隣に第三市場。最初に見たときあまりの近さに驚きました

こちらは比較的新しく現代風な感じ



周辺の店も含め賑わっています


子供向けおもちゃ付きフルーツ牛乳が売っていました。朝ごはん屋ではよく見ますが市場では珍しいですね

そして第三市場市場のまたすぐ隣に第五市場

こちらは更に最近の市場といった感じ。調べてみると第三市場が1990年、第五市場が1996年でわずか6年差ですが結構雰囲気は違います

資料によると第三市場の入居率は100%でとなり、二階まで溢れたテナントと元四市場のテナントを収容したとあります

そして四市場とは中央市場のことであり、番号順なら四より三の方が古いはずですがどう見ても先輩なのは四のほう

更に調べても第一・第二市場の情報は出てこず、大変興味深い麻豆の市場事情でした