前回に引き続き北部横貫公路のスポットである明池森林遊樂區でを紹介したいと思います。宜蘭側で最も知名度があり北横観光の目玉の一つとなっています。

明池森林遊樂區は人造湖である明池を中心とした巨大な庭園がメインの景観スポット。近隣の明池山莊と一体になった運営がされており、車もそちらに停めて歩いていくようになっています

徒歩10分くらいで入口に到着。料金は休日一般が150元と少々お高めの設定

ちょっと運営母体について調べてみたところ意外にも林務局などではなく國軍退除役官兵輔導委員會という退役軍人の再就職などを扱う行政機関で、現在は民間に委託運営されているようです。純粋な国営でないところが高めの入場料に反映されているのかもしれません

中へ入るとすぐに明池が姿を現しました

「仙境」と呼ばれる明池ですが、雲がかかった風景は確かにそのような雰囲気があります

池には鯉が沢山いましたが、この日は春節から一ヶ月になろうというのにかなりの冷え込みで皆じっとしていました

遊歩道を奥へと進んでいきます


このあたりまで来ると池というより庭園の雰囲気


元来た道を引き返してもいいのですが、湖畔の道から外れて森の方へ。木々の中を抜けていくと出口専用ゲートから外へ出ることができ、駐車場方面へ戻る近道となっています

横貫公路の車道を通らず山荘の敷地内を抜けていくと樹齢1500年の神木に会うことができますのでぜひ立ち寄りましょう

山荘の周りでは丁度桜が見頃でした。ここの桜は台湾でよく見かける濃いピンク色の花ではなく日本のものに近い薄い色


標高の高い場所とは言えやはり南国。日本よりずっと早く開花します


天気はイマイチでしたが以前から気になっていた明池を見られて満足でした