台湾の一部の廟には發財金というものがあります。これは何かと言うと神様からご利益のあるお金を借り、投資や事業に用いて一定期間後に(うまく行ったら寄付金をプラスして)お返しするというものです。話には聞いたことがありましたが、昨日初めて実際にやっている廟を見かけました。

雲林縣虎尾鎮にある德興宮。

その入口に説明看板が立てられていました。

説明によると
・満二十歳以上
・聖筊(神様にお伺いを立てる時に使う三日月型の道具)を投げて神様からお許しを頂いていること
・身分証や免許証の提示
にて600元を借りることができます(調べた限りどこでも最大600元となっていました。最大というのは例えば最も有名な紫南宮では一度目でお許しが出た場合は600元、二度目なら500元…というように逓減する仕組みになっています)。
そして期限が来たら(通常1年)借りたお金をお返しします。

外国人OK(パスポート提示で借りられる)ところもあるようですので、これから何か投資や商売をしよういう人は試してみてはいかがでしょうか。

(おまけ)
帰り際に出会った猫。足元に寄ってくる人懐っこい猫でした。