しばらく前にネットニュースで「消失的海上道路」というタイトルの記事が流れてきました。まるで海中に道路が消えていくかのような光景が見られる隠れスポットという紹介で、これは行ってみたいと思いブックマークしてあったのですが、時間を見つけて出かけてきました。
向かう先は台南。と言っても多くの方が想像される廟いっぱいの台南市中心部ではなく旧台南縣のかなり郊外の方になります。善化まで鉄道、そこからバスで佳里へ。その先はバスの本数がグッと少なくなり現地での足もなくなるのでUbikeを調達して向かいます。
走ること30分、完全に郊外の景色になり視界から建物がほぼ消滅
このあたりはGoogleマップでは普通の平地になっていますが、実際はご覧の通り一面の水
さて、かなり海に近い場所へ来ました。ネット情報によるとここを右に曲がり
未舗装の道を進むと
到着。お、先客がいるなと思っていたら風景ではなく釣りが目的の人でした
では早速こちらが「消失的海上道路」です。わずかに縁が見えるだけの水没した道路に沿って電柱が整然と列ぶ光景はシュールで少々不思議な光景
正面から見るとこのような感じで道路がぷっつりと途切れまさに水中へ向かって消失しています。この光景は千と千尋の神隠しに登場する海中へ消えゆく線路に似ていると言われているそう
ぎりぎりの場所に立つと視界はすべて水となり、自分の立っている場所も水中であるかのような感覚に襲われます
90度右を向くとこちらにも途中まで水没した道が。これらは元々満潮時に水没する前提で作られたのか、後年になって水位が上がりこうなってしまったのかは情報が少なくわかりませんでした
ネット情報には潮位に気をつけろとも書いてありましたが、どのタイミングがまでは書かれていなかったため適当に向かいました。結果満潮と干潮の丁度中間くらいに着いたのですが、無事見られて良かったです。なお夕日もしくは太陽が正面に来る時間帯を狙っていくと更にインスタ映えする写真が撮れるようです