西門町に出かけたので以前から気になっていた茶葉店に行ってみることにしました。お店の名前は全泰茶莊で1960年創立、今年で65年になる老舗です。
お店はMRT西門駅1番出口から成都路をまっすぐ進んですぐの非常にアクセスが良い場所にあり、見るからに老舗の店構え

特徴的なのがこのディスプレイ。実際の茶葉がガラス容器に入れられそれぞれの値段が表示されています

価格は1兩(37.5g)あたりで表示されているので少々分かりづらいですが、4倍すると一般的な分量(4兩/150g)の価格になります。実際計算してみると120元~600元で、低価格帯を中心に扱っているようです。
なお安くてもすべての茶葉が輸入品ではなく台湾産とのこと

あらかじめパックされたお茶も展示されています

こちらも非常に低価格

店内の様子。お茶を保管する緑色の缶も年季が入っていてすばらしい雰囲気

2階に続く階段もレトロ

これだけたくさんの種類があると色々試したくなりますが、個人で消費できる量には限界があります。となると少量ずつ買いたくなるわけですが、とてもありがたいことにこのお店は最低何グラムというのがありません。1兩ずつ何種類も買いたいのですが、いいですか?と尋ねたところ快くOKを頂きました
お茶はもちろん電子秤ではなく昔ながらの分銅式で計量

これまたレトロな袋に入れてくれます

今回は1兩×6種類購入しました。安いもので30元、最も高いもので150元です。特に鐵觀音は最安のもの(30元)と最高額のもの(100元)を購入して比較することにしました

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茶葉を持ち帰り一番気になっていた鐵觀音から試してみました。結果3倍以上の価格差は歴然で、30元は香りがなく鐵觀音っぽさも感じられずお茶としてぎりぎりな感じ。100元はしっかり香りもあり、品質は十分であるように思いました。
もし購入するのであればそれぞれ最高ランクのものをお勧めします(それでも十分安いです)