台北市・新北市が管轄するバスではゾーン制運賃を採用するしているため、比較的短距離の乗車では支払(ICカードタッチ)は1回になります。
これまでは路線や乗る区間によって乗車時・降車時どちらでタッチしたら良いのかまちまちで、わかりづらいという声が多くありました。

そこで一律乗降車時両方ともタッチさせるように統一しようという議論が以前から距離制運賃の導入と合わせて何度も起こり、見送られてきています。それがついに今年7月1日から実施されたのです。これによりどちらなのか悩む必要がなくなりました。

屋外なのでヨレヨレですが、こちらは正しくタッチすると抽選に参加できるよ!というキャンペーンのポスター。
移行期間は2回タッチしなくてもロックされず、した人に特典を与える方法で定着を図っています。

導入から一週間以上経ちますが、特に混乱はなく受け入れられているように思えます。
ではなぜこれまで導入が見送られてきたのでしょうか?それはカードリーダーの設置台数が関係しています。以前はカードリーダーが1箇所で前扉付近にのみ設置されており、2回タッチにすると前扉からしか乗降できなくなってしまうため乗客の多い台北では無理がありました。

しかし近年は1台に2箇所設置されるようになり、前後どちらでも乗り降りできるようになって問題が解消しています。

今回の措置によりわかりやすくなりましたが、一方で案の定問題が発生しています。それは運賃が2重に引き去られるというもので、本来であれば1区間運賃であるところ設定ミスや誤作動により2区間分取られるという事例が100件以上発生しました。しばらくは台鐵の改札機同様、いくらだったのかしっかり注視する必要がありそうです。