以前の記事でも軽く登場しましたが、お勧めのスポットとして改めて紹介したいと思います。
龍騰斷橋は現台湾鉄道台中線の旧旧線にある橋梁です。両端がレンガ造り・中央部が鉄橋という構造でしたが、1935年の大地震で崩れで廃棄されました。その独特の景観から列車が来なくなっても人気の観光スポットで、ここをデザインしたキャラクターグッズなどもよく見かけます。
一つ残念なのが公共交通でのアクセスができないこと。近くに合わせて回れるスポットもあるので台灣好行バスでも走らせたら良さそうに思うのですが、難しいのでしょうか?
車を駐車場に入れ、坂を下っていけばすぐに橋が見えてきます。こちらは三義寄りの北段
以前は一番奥の一座も他と同じように残っていましたが、1999年の地震で頭が崩れて落下してしまいました。
別の角度から。大変迫力があります。
反対側に回ってみました。こちらには遊歩道があり、
そのまま進んでいくと橋の上に上がることができますが、草木が生い茂り視界はいまいち。
すぐ近くに鉄橋がかかっており、こちらは1998年に廃線となった舊山線
現在はレールバイクの軌道として活用されており、見ている間にも時折通過していきます。
続いて川を渡り南段へ。北側からは見えないため時々存在を知らずに見逃してしまう人がいるようです。
こちらは木がより激しく絡みつき、また別の迫力があります。
橋脚と一体化して全体が大きな木のよう
後ろを振り返って
木々の間に北段が見えます
一見の価値があるスポットですので、苗栗方面を旅行される際には組み込んで見ることをお勧めします。