台鐵の小駅を訪ねるシリーズ、今回は縦貫線の香山駅です。
香山駅は新竹市内に所在し、新竹から二つ目の駅。三姓橋駅が開業するまでは新竹の隣駅でした。
ホームは縦貫線によくある標準的な構造
2面4線で待避線を備えています。
この駅の特色はなんと言っても木造駅舎。昭和三年の竣工で阿里山檜が使用され、台湾唯一の入母屋造駅舎となっています。
特筆すべきは2013年から大規模修繕が行われていることで、その際ペンキが取り除かれ多くの現存木造駅舎が白色の中ここは本来の色を取り戻しています。
出札口。中も綺麗になっています。區間を強調していますが、実際には優等列車のきっぷも発売しているかと思います。
ホーム側の様子
駅前の様子。この日は到着時の電車が遅れてしまい、ごく近くを見るに留まりました。
このあたりは新竹市街から外れた幹線道路沿いで、住宅や商店などが広がっています。
次の電車で撤収しました。付近にこれといったものはありませんが、駅舎は一見の価値がありますので新竹訪問の際に立ち寄ってみるとよいかと思います。