本年1月1日より台灣鐵路局が会社化され、旧表記の硬券が発売終了となったのは先日の記事の通りです。そして現在はどうなっているかをまとめるとこのような感じになります。
記念硬券(大肚・追分・成功など)・委託硬券(集集・車埕)
→新券を発行・発売
補充券
→会社名ハンコ押しで旧券を継続発売
手売り入場券
→会社名ハンコ押しで旧券を継続発売
新券を早速入手してみましたので紹介したいと思います。委託駅の集集で発行された田中ゆき片道券です
券面を観察すると旧券から「局」の一文字を外しただけのように見えますが、よく見ると書体がゴシック体に変わっておりすべて作り直したことがわかります。その他は特に変化はないようです
続いて裏面
循環符号が旧来の全角明朝体から記念券セットなどで使われているのと同じ半角ゴシック体に変わっています。これは発売直後の券なので最初のロットですが、循環符号なしではなくAEから始まっています。この後どう変わっていくかは興味深いですね
なお端末券は台灣鐵路局が台鐵公司に変わっています。JR化時の「東日本会社線」みたいですね。これは発売日基準ではなく乗車日基準で、昨年中に購入しても1月1日0時以降発車のものを購入すると新表記でした
硬券や端末券がかなりこだわってきっちり切り替えたのに対して補充券などはハンコ押し、硬券と端末券で表記が異なるなどちぐはぐな対応ですがとりあえず今後はこれでいくようです