旧暦社会も間もなく年越しということで、年末気分が日増しに高まっております。そんな空気を象徴する年貨大街に今年も出かけてみました。

年貨大街について改めて説明しますと、正月用品を売る市場です。年菜と呼ばれる日本でのおせち料理に相当する料理の材料を筆頭に、正月飾り、お年玉袋、ギフト品などを売る店が通りいっぱいに出現し、大勢の買い物客で賑わいます。

南側MRT北門駅寄りの入り口。今回の訪問は日曜日の午後5時で、人は多いですがまだまだ隙間はあり余裕を持って歩けます。

カラスミとしいたけ。どちらも年菜の定番食材です。

キャンディやチョコレート。ボウルなどに入れてリビングに置いておきます。

豪華な装飾の紅包袋(ポチ袋)。これだと中身は少しだけ、というわけにはいかなさそうですね。ただこれ自体は20元とお手頃でした。

春聯(正月飾り)。日本ですと門松に相当するでしょうか。

なぜトイレットペーパーを??と一瞬思ってしまいましたが

名前シールでした。お年玉袋に貼ったりするのでしょうか?

街全体が新年の雰囲気に包まれています。

時間が経ち人が増えてきました。

ピーナッツを売る店。今年はかぶりものをしている売り子さんが目立ちました。

面白いのは商品名。右から「おれは男」「私は女の子」、そして一番左は「私はお姫様病」。これらは品種名に由来しています。

おもちゃのたたき売り。

実際に買うものがあろうがなかろうがここへ来ないと新年を迎えられる気がしません。