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2日目は高雄を早朝に出発し、最南端を目指します。
駅前のバスターミナルから直通の高速バスに乗る予定でしたが、丁度陸橋の撤去工事がありターミナルが使用できず臨時停留所からの乗車となっていました。案内が不十分で少々戸惑うもなんとか無事始発便に乗車。

8:30過ぎに終点鵝鑾鼻に到着。ただ南端へ行くだけならこんな早出はしなくていいのですが、この後に鉄活動をして花蓮泊としたためこのようなスケジュールになっています。

さて、台湾南端といえば鵝鑾鼻灯台を想像される方が多いかと思いますが、実は違います。
別に台灣最南點というスポットがあり、そちらが正解。ついうっかり灯台の方へ行きそうになりますが、よく見るとしっかり案内看板が立っています。

しかも一箇所だけではなく要所要所にいくつもあり、あまり迷わず着けるのではないかと思います。


途中こんな道でいいのかな?という区間もありますが

車道の終点まで行くと結構人や駐車車両がいて間違いないことがわかります。

突き当りを左へ折れると車道から遊歩道になり


ついに到着!


展望台からの眺め。西端より「端に来た」感がありますね。


さて、よく見ると波打ち際に人影が見えます。やはり皆さんギリギリまで行ってみたいのでしょうか?
私も「行けるとことまで行く」方針ですので、海岸へ降りてみます。

ここは西端のような砂漠ではなく硬い岩なのですが、珊瑚礁が石化したものなのでゴツゴツしていて歩きにくく怪我にも注意が必要。

まりものような生物がいました

このあたりが安全に行ける「最南端」



地図をじっくり見るとあと100mくらい東へ行けばもう少し南へ下がれそうですが、RPGなら「進めない岩」のような地形で無理すると怪我しそうなのでやめておきました。

車道の終点まで引き返し、今度は右へ曲がってみると荒れた駐車場とトイレがあり、その隅にこんな碑が立っていました。

時間にも余裕があり、せっかくここまで来たので灯台も見学していくことにします。実は灯台公園の奥と先程の道はつながっているのですが、公園が有料の関係で正面ゲートに大回りしなくてはなりません。
このあたりはセットで回りやすいよう、出口専用でもいいので通れるよう改善してほしいです。

灯台はさすがの美しさ



売店では江ノ島で見かけるような昭和な土産物が売られていました

まだ10時前ですが、本日のメインテーマは終了。小駅訪問や乗り鉄をしつつ一気に移動し、花蓮に宿泊します。