頂き物となりますが少々珍しい茶葉を入手しましたので紹介したいと思います。高雄市美濃區が産地の美濃黃玉茶というもので、高雄産という時点ですでにかなり珍しく、更に台湾では数少ない「黃茶」に属しています。
(茶葉は主に紅茶・綠茶・青茶(烏龍茶)・白茶・黑茶・黃茶の6大カテゴリに分けられ、台湾で生産される茶葉のほとんどは紅茶・綠茶・青茶のいずれかとなります)

パッケージはこちら。烏龍茶ならば四兩(150g)入りの大きさですが内容量はわずか一兩(37.5g)。高級感が漂います

筒を開けると紙袋に入った茶葉が出てきました

早速茶器に入れてみます。見た目は東方美人に似ていますが白い部分がなく全体が黒っぽいのが特徴

淹れてみると色はやはり東方美人似ですが、風味はかなり違います。以前紹介した港口茶に似た改良を経ていない野生的な味で、かつ甘みがあり渋みはほとんどなく独特のまろやかな後味があるといった感じでしょうか?万人受けするタイプではなく玄人向けのお茶であると感じました

生産量がかなり少なく目にする機会はなかなかないと思いますが、もし提供している店があれば体験してみるといいかと思います