毎年の恒例行事、サトウキビ列車の追っかけ。今年も行ってきました。
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今回は宿の選択肢が少ない虎尾ではなく、台中へ前泊しました。そこから早朝の列車で斗六まで移動し、レンタカーを借りて虎尾へ向かう作戦。虎尾でレンタカーを借りなかったのは撮影後の展開を意識したためです。
台中始発の自強號2本が南行きホームに停車中。早朝にしか見られない光景です。
レンタカーの借受に際して少々トラブルがありましたが、無事虎尾に到着。
始発が出るまでの空き時間で付近を散策します。手作り感あるこの雰囲気は何回来ても好きですね。
そしていつもの市場散策。虎尾では台北では見かけないような立派なブロッコリーが売られていて、1個40元くらいかな?と予想していたら3個50元という想定外の安さに動揺しつつ購入、いきなり荷物が増える。
糖廠近くの線路に駐車している車が何台もあり、列車が通れない or まさかの今日は運行なし?と少々心配になりましたが、出車時間が近づくと綺麗にいなくなりました。さすが地元の人は心得ています。
ということで午前8時、いつもの踏切前。おじさんが出てきたら出車の合図。
一本目、機関車は143号機
相変わらず惚れ惚れする長大編成
この後10分もするともう一本出てくるのですが、考えた末敢えてパスすることに。今回特に終点での作業を見たかったため、すぐに出発して時間に余裕を持たせることにしました。列車の速度は遅いとはいえ最短距離をずっと止まらずに進むので意外と早く着くのです。
快速道路を飛ばし、30分弱で終点13番積載地に到着。去年は行き先を間違えてしまったのでここへ来るのは久しぶり。
邪魔にならないところへ車を止め、奥へ。幸いまだ列車は到着していないようです。
留置されている貨車は前日に送り込まれたもので既に積み込みは終わっています。
積み込み設備。ホッパーの下に貨車を入れ、後方に見える盛土の上からトラックがサトウキビを落し込む仕組み。
まだしばらく列車は来ないようなので、奥の方へ。トラクターが忙しく作業をしています。
もうすぐ空の貨車が到着するため積載済みの貨車をホッパ外に押し出し(動画)
積載地全景
20分ほど待ったところで列車が到着しました。先程出車を見送った143号機が牽引する編成です。
思ったより余裕がありこれなら2本目の出車を見ても良かったかもしれませんが、まあ結果論ですね。
列車は一旦ホッパを通過して
奥の方へ走り抜け、入換作業が始まります。
(後編へ続く)